安心してカラーリングを楽しむ為に
ノンジアミンという選択肢
カラーリングの後にこんな症状ありませんか?
〇 ヘアカラーの次の日くらいから頭皮が痒い…
〇 ヘアカラーをすると、首や瞼が赤く腫れあがる…
〇 ヘアカラーをすると、全身がむずがゆい…
もしかするとジアミンアレルギーの可能性があるかも…
ジアミンアレルギーってどんな症状?
最近よく聞くジアミンアレルギー。聞いたことはあるけど、いったいどんなものなの?カラーをすると痒くなるけど、それってジアミンアレルギーなのかわからない。このような質問がよくあります。美容師は医師ではないので科学的、医学的な観点からお話はできないのですが、美容師としての観点でお話が出来ればと思います。
カラーリングのトラブルは様々ありますが、大きく分けて2通りの方が多いです。
ジアミンにアレルギーをお持ちの方
ジアミンアレルギーは、遅延型アレルギーとも呼ばれており、カラーリングを行った24時間後(個人差はあります)くらいから症状がでてきます。毛染めを塗った頭皮だけではなく、瞼や首、耳の後ろなども痒くなったり、ミミズ腫れのようになったり、ひどい方になれば試合後のボクサーのような顔になってしまう。こういった方はジアミンアレルギーである可能性が高く、一般的な毛染めを使用するのは難しくなります。体のアレルギー反応なので、しばらく染めなくても、次に染めた時には同じような症状が出ることがほとんどです。染めない期間が10年あっても症状は出るといわれています。
また、ノンジアミンカラーを使用してもアレルギー反応が出るといった場合もあります。これは主に美容室側に問題があり、器具の使いまわし、ジアミンが付着したままのクロス類を使うことによっておこることが多いです。
ジアミンアレルギーが出た場合は、徹底してジアミンとの接触を断つことが大事です。
アルカリ剤で炎症を起こしてしまう方
アルカリ剤に弱い方は頭皮に炎症を起こします。毛染めを頭皮に付けるとヒリヒリ、ジンジンしてくる。ヒンヤリしてからカッカとしてくる。症状に個人差はありますが、薬剤を塗布したと同時くらいに症状が出ることが多いです。症状を分かりやすく説明すると、日焼けによる炎症が似たような感じだと思います。日焼けをすると初めにヒリヒリ、時間が経つと皮膚が突っ張ってきて、さらに時間が経つと皮がめくれてくる。頭皮の場合は、しみて、突っ張って、フケになる。ひどい場合はグジュグジュとなるくらい頭皮が炎症を起こすことがあります。
対策としては、頭皮を保護するクリームを付けたり、アルカリ濃度の低い薬剤を使用する、アルカリを含まない薬剤を使用するといった対応法で緩和されることが多いです。よほど症状のひどい方は、施術が限定されます。ハイライト、デジタルパーマ、ヘアマニキュア、オーガニックカラーなどが対応できる薬剤となります。
ジアミンアレルギーでも使えるカラー剤
ヘルバカラー
ノンジアミンなのに髪色を明るくすることが出来る画期的なカラー剤。アルカリ剤にジャンルされますが、ジアミンを含まないので、ジアミンアレルギーや、ジアミンに敏感な方でも安心して染めることが出来ます。
ヘルバカラーで白髪染めも可能です。ヘルバカラーは白髪を染める為に、ジアミンの代わりにトリートメントカラーを使用しています。ジアミンを含むカラー剤に比べると、白髪を染める力は落ちますが、白髪を十分染めることは出来ます。
ジアミンの入ったカラー剤に比べると、色味の少なさ、染まりの強さなどは劣りますが、トーンアップ、白髪染めなど十分に対応してくれます。
メリット・・・トーンアップが可能。白髪もしっかりと染めることが出来る。マット、イエロー、オレンジ、レッドの色味を選べる。
デメリット・・・アッシュ系、バイオレット系など青色を含む色味にできない。アルカリ剤を含むのでアルカリ剤に敏感な方は使用できない。ダメージはアルカリ剤に比べ低いがある。
https://apetite.jp/color/index.html
香草カラー色葉
色葉カラー 97,4が植物性由来のカラー剤。ヘナやナンバンアイハなどの植物を主原料としています。残り2.7%の中には、インディゴの発色をサポートするための『臭素酸ナトリウム』、ヘアマニキュアの成分の『HC染料』、薬剤をしっかり付着させる為に増粘剤が入っているのですが、いずれにせよ、ジアミン、アルカリ剤、防腐剤、オキシ、界面活性剤、シリコンなどは頭皮や髪に害を及ぼすものは含まれていません。 ジアミンにも敏感、アルカリ剤にも敏感といった方にはおすすめです。









